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保活体験記


学業と育児を両立しながら入園したAさん(大学生ママ)

私は謂わゆる、ヤンママと呼ばれる部類でしょう。大学3年生の春休みに出産し、休み明けにはあと1年間大学に通い卒業しなければいけない状況でした。
会社復帰とは違い、週に何時間預けていいものか、明確なものがないままの保育所探しとなりました。
私自身もそうですが、ヤンママと聞くとネガティブなイメージを持ちがちです。ですから、若くして妊娠した無計画な小娘の保育所相談など相手にしてくれるはずなどないと、1人で府中市内の保育所を片っ端から電話してあたってみました。
しかし、保育所側も状況が明確でないのと異例の案件で断られる事が続きました。
そんな中、ある保育所が親身に状況を聞いてくださり、市役所への相談を提案してくれました。実際、大学の時間割を提出することですんなりと受け入れてくれる保育所が見つかり、入所後も柔軟に対応していただき、無事大学卒業ができました。
思い込みや、育児のプレッシャーで1人で悩みがちですが、子育てという女性の共有事項は案外年齢は関係なく、分からないことは聞くというシンプルな方法が保育所探しも含めて、1番の解決法だと私は思います。

産休後の11月に保活スタートしたBさん(契約社員ママ)

私は現在2児の母ですが、下の子の時は少し慌てました。
契約社員として転職する採用面接の際に「もう子供は作らない予定」と話したのに、4ヵ月後に妊娠を報告することになるとは…。その場で次の契約更新は無しと言われ、保育園入所は絶望的でした。
妊娠中の転職は受け入れてもらえないと思い、認証保育園などの申し込みもしていませんでした。ですが、次の契約更新をしてもらえることになり産休・育休も取得できることになったのです。
そこから保活をはじめたものの、認証保育園に電話すると「見学必須」「見学後に申し込み受付」というところばかり…。有給も使い切ってしまっていた為、産休に入った11月から見学に行きました。しかし既に100人待ちや、受付終了している園も。更には来年度でなく「再来年度の受付ならします」という所もありました。
幸い、市役所での認可保育園の申し込みが11月だったので、お腹が大きい状態で申し込みに行きました。書類だけでは伝わりにくい現状(夫の母親が介護状態で、そのサポートもしていること)も、受付の場でお話し、就労証明書だけでなく介護認定の書類なども提出しました。受け付けしてくれた方も「点数としては就労の方を優先します」とおっしゃっていましたが、お話を聞いていただけたのはよかったです。結果、第2希望の認可園に入れました。
認証保育園も受付順でなく抽選方式に変更したり、兄弟が通っていたりすると(卒園児含む)優先される園などもあるので、一度問い合わせしてみるのがいいと思います。

幼稚園との違いを検討したCさん(正社員ママ)

私が保活をしたのは「保育園落ちた、日本死ね」が話題になった時です。
その前年には府中市が都内で待機児童数ワースト3を記録したこともあり、1年9ヶ月の産育休中は、とにかく保活一色でした。
フルタイムとはいえ加点なしの第1子・激戦の1歳クラス入園を目指していたので、どこにも入れなかったらと不安でしたし、幼稚園なら通いたい園を選べるのに、保育園はどこに決まるか分からないことにも理不尽な思いがありました。
小学校入学後の保育園児(保育)と幼稚園児(教育)の違いも気になっていたため、公私立の幼稚園も1園ずつ見学。
しかし、公立保育所で質問したところ、「卒園時に差がないことを目指して、職員の人事交流をしたり、研修を行ったりしている。また、カリキュラムにも差はほとんどない。」との回答が 。
私立園でも教育・しつけを重んじたり、外部講師を呼んで教室を行ったりする保育園もあれば、泥んこ遊びをしてのびのび過ごす幼稚園もあります。
保育園に通わせることに納得でき、5年間通わせるにはどこがいいかという視点で、通える範囲の保育園は認可認証すべて見学しました。
市が公開した情報(虎の巻一を参照)から各保育園の倍率を計算し、倍率の低い園を第8希望で書いたところ、結果的にその認可園に内定。園庭開放にも通っていた園でした。
入園後、我が子は「知ってるお庭、好きな遊具」がある園だったので、安心できる部分があったようです。また、入園した園は2歳児までの園だったため、3歳クラスに進級するときに優先転園先がありました。結果的に当初からの第1希望の園に転園することができ、満足しています。

兄弟違う保育園に入れたDさん(正社員ママ)

2016年と2019年に保活を経験しました。
府中が激戦区ということは噂で知っていたのですが、入れなかったらどうしようと不安がる夫を尻目に、フルタイムで待機児童になるようでは暴動が起きるに違いないと言い続けて、どこかしら入れるだろうと楽観視していました。
ただ、落ちて仕事復帰出来ないのはやはり困るし、大事な子どもの第2の居場所になる場所なので、通える園は認証、認可外含め全て見学しました。園の特徴や保育方針、園庭開放や子育て広場にも通って、最終的には母の勘で、近くても何か嫌だなと思うところは候補から外しました。
希望順も悩みましたが、長男の時は第3希望の園に決まりとてもがっかりしました。園庭開放や子育て広場でよく通った公立の保育園にどうしても入れたかったからです。
迷わず兄弟同じ園を選ぶ人ばかりの中、長男の時に感じた、希望通りの園に入れてやれなかった敗北感から、次男は理想に近い保育園に入れたいとリベンジに燃え、周囲の反対を押し切って長男と別園を第1希望にしたところ、見事に希望通りに決まりました。長男の転園届も一緒に出しましたが、空きが無く叶わなかった為、別園に通っています。
登園は夫と分担出来ますが、帰りは時短勤務の私が2人を迎えに行くので、大変ではありますが、長男の時に感じた後ろめたさや不安が無いので今のところ自分の選択を後悔した事はありません。
保育園は一生懸命に選んでも希望通りにいかないことが大変歯がゆいですが、少しでもお子さんが居心地の良さそうな保育園に入れたいですよね。皆さんの保活がどうかうまくいきますように!

複数園経験した働き方チェンジママEさん(自営業ママ)

私の保活は、一人目妊娠30週からはじまりました。
当時、契約社員として料理教室の営業職で時短勤務をしていました。しかし、後期の妊婦健診の際に切迫早産の疑いと診断され、早めに産休に入ることになりました。
妊娠中の保活で大変だと感じたのは、9月が出産予定日だった為、出産前に動けたのが真夏の炎天下だったことです。
見学の予約をして、実際に見学に行く際は何を参考に見学をすれば良いのかわからなかった為、保育士資格のある母に付き添ってもらいました。そこで、教育熱心な保育園、自然育児の保育園というように特色が様々あることを知りました。それからは、見学の際にトイレトレーニングの様子や給食の食器や食育のこと、保護者の出番、習い事の有無などを聞くようになりました。
結局2度保活に失敗し、復帰せずそのまま二人目の産休に入りました。二人目産後すぐも待機児童でしたので二人育児が始まりました。上の子当時まだ1歳8ヶ月。どうにか預け先を探そうと見つけたのが、インターナショナルスクールでした。そして、個人事業主として開業し自営業をはじめたことで、長女のみ認可保育園に入ることができました。
次女はベビーシッターさんに預けながら仕事をしていました。次女は待機児童になり認証保育園に行くことになりましたが、4月からの為、その間は認可外保育施設に数ヶ月定期利用で預けました。2ヶ月ほどは2人同時に慣らし保育になり、ここがまた大変でした。
結果的に我が家は何園もの保育園に子どもを通わせることになりましたが、認可にこだわらなければ全く入れないということはないように感じています。認可外や一時保育の見学もぜひ視野に入れてみてはいかがでしょうか。

認証保育園に年度途中入園をしたFさん(正社員ママ)

2017年12月に府中に引っ越してきて翌2月末に出産、産後少し落ち着いた4月頃から保活を始めました。
まず2019年4月認可入園を考えましたが、加点がなく、激戦の1歳児クラスに入れるのかが不安でした。そのため、①認可申込みの11月までに加点が取れるよう2018年8月から認証に通えないか②8月以降でもいいので、とにかく認証に入れないか、この2点を考えて認証園の見学を開始しました。
基本は2019年4月入園に向けた見学会のため、年度途中入園の申し込みをさせてくれる園は少なく、数十人もの待機児童がいる園もありましたが、「今すぐにでも入りたい」と探したところ、一つの園から「9月以降の入園であれば可能」とお返事を頂きました。公表はしていませんが、4月は人数を少し絞り、年度途中に非公開で募集をかける園もあるそうです。
8月に通えていないため、翌年の認可申し込みの際、加点はつきませんでしたが、認証ではすぐ復職する必要がないため、慣らし保育にたくさん時間をかけられたことがよかったです。その後、現在も認証に通い続けています。先生の人数が多く、手厚く保育してくださる今の園が気に入っていることと、わが家では認可も認証もあまり費用が変わらなかったためです。
認証は保育料が高いと思われがちですが、実際は園によって費用が大きく異なり、府中市は収入やきょうだいの人数に応じて補助も出ますので、認可よりも支払額が安くなるケースもあります。また、4月に入園しておき、復職を9月や10月にするといった柔軟な対応も可能です(保育料は発生します)。外部講師による質の高い課外教室を行う園もあります。認可4月入園だけではなく、年度途中含む認証入園も検討されてはいかがでしょうか?

入園後にすくすく保育枠に移動したGさん(公務員ママ)

2歳差の兄が通う保育園への0歳児入所を目指し、生後半年後くらいから次男の保活が始まりました。無事同じ保育園への入園が決まりましたが、そのあたりから徐々に周りと発達の差が感じられるようになります。
次男は正期産にも関わらず低出生体重児で生まれ、10ヶ月を過ぎてようやくの寝返り、腰も座らず、離乳食も進まずの状態でした。検査もしましたが、「はっきりと診断が出るのは3歳以降、もう少し後かも」と言われ、常に保育園と相談しながらの保育園生活が始まりました。特に食事面では他の子と形態が違い苦労しました。
3歳児クラスに通う途中のこと、ようやく次男に診断名がつき、看護師を交えた園との相談、また市と調整した結果、同じ園に通いながら「すくすく保育(障がい児枠)」の枠に移動し加配の先生がつくこととなりました。すくすく枠がある園は限られており、このタイミングで転園を迫られるかもしれなかったことを考えると、たまたま滑り込むことができたのは本当にラッキーでした。 ちなみに次男が通っていた保育園は、定型(いわゆる健常)児と一緒の生活を送りますが、先生が増えることで目が向けられる時間は多くなります。また、今まで通っていた実績から、すくすく枠の保育時間を超えて預かっていただけたことも働く身として非常に助かりました。
余談ですが、次男は多摩療育園での作業療法、理学療法、行動療法、摂食障がい外来、あゆのこでのグループ療育やLITALICOでの個別療育など、保育園の他にも発達支援の施設で多数の療育に触れながら就学の時を迎えました。働きながら療育のたびに有給を取り、後ろめたさから私の方が挫けそうでした。同じ境遇のママ、パパ!心の底から応援しています。

200点未満で認可園に入れたHさん(自営業ママ)

夫はフルタイム労働、私は1日に4時間以上・1週間に3日以上働く1児の母です。自営業は昼夜問わず自分のペースで仕事ができることもあり、0歳時は保育園に入れず、基本的に自宅育児をしていました。
少しずつ息子が動くようになってきた7か月ごろから仕事も忙しくなり、子どもにかかる手間も増えてきたため保活について考え始めるように。そこでいちばんに感じたのは「我が家は点数がそもそも200点ないぞ。どうしよう、入れないかも」という焦りでした。 そこでまず、近くの園が満1歳から一時保育ができるため、その枠を利用するようになりました。一時保育は条件を満たすと加点の対象になるので、点数が低い私は少しでも加点になればという気持ちで連れて行きました。おかげで息子も保育園というものに随分慣れてくれたので、認可に落ちたら一時保育をフルで利用すればいいかという考えも生まれ、私の気が楽になったのもメリットでした。
一時保育以外に保育園の申し込みで意識したことは家から近い園を、とりあえず数多く書く!ということ。しかも府中で人気の園ばかり書くと絶対落ちると思ったので、新設園や年齢制限のある保育所、駅から少し遠い園など、行ける範囲でそこまで倍率が高くなさそうな園も書く!周りからは2歳からだと保育園なかなか入れないよ!と言われたことも1歳児クラスで入れようと思ったポイントです。
点数が低いご家庭はなるべく多く、倍率の高くなさそうな園もたくさん記載して申し込みすることをお勧めします。

最終更新日:2020年10月22日

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