NPO・ACT府中たすけあいワーカーズ「ぽぽ」
- 産後、まだ小さな赤ちゃんを育てながら、自分自身が体調の悪いときや、どうしようもなく疲労が溜まって休みたいとき、上の子のお世話が十分にできないときなど、「近くに安心して頼れる人がいたら…」と思ったことはありませんか?
そんなときに子育てをサポートしてもらえる心強い味方が「NPO・ACT府中たすけあいワーカーズぽぽ」です。
ぽぽは「地域に助け合いのしくみを作ること」を目指して設立され、現在は25年目を迎える、歴史あるNPO法人です。「ぽぽ」という可愛らしい法人名は「一歩一歩(いっぽいっぽ)前に進んでいきましょう」という意味で、年齢・性別・ハンディキャップなどに関わらず、皆が自分らしく生きられるようサポートをしたいという想いが込められており、産前産後の母親・赤ちゃんから高齢者まで障害者があるなしに関わらず、幅広くサポートしています。
(写真:理事長 栗原 葉子さん)
- 令和3年から新しくリニューアルされた子育て支援制度「ふちゅうママパパ応援隊」の委託事業所として、産前産後の家事・育児をサポートしています。これは妊婦または1歳未満の単胎児(3歳児未満の多胎児)を育児中の府中市在住のママ&パパであれば誰でも利用できる制度です。
チケットを使って、日常的な家事の代行、育児の援助などの訪問サービスを利用できます(利用者負担金:登録料金3000円・1時間200円。第1子の場合:妊娠中~1歳の誕生日の前日まで80時間まで)。
※「ふちゅうママパパ応援隊」について詳しくはこちら
実際の依頼としては「産後で体力的に厳しいので、夕方調理をしてほしい」「上の子の送迎やお世話をしてほしい」などの内容が多いそうです。
検診の付き添いや、母親の体調が悪いときに赤ちゃんを連れて一緒に病院に行くといった外出同行、母親が外出中の留守宅保育も可能とのこと。
「ふちゅうママパパ応援隊」の適用期間は妊娠出産してから1年間ですが、その後も母親がスムーズに社会復帰できるよう、病児保育や送迎など、継続してサポートが必要な方には自費のサービス(ACTつながるケア)の情報提供をしています。
スタッフは子育てを終えた世代の女性が中心なので、実際に利用した方からは「子育ての心配事を相談して、不安が和らいだ」「コロナでなかなか両親にも会えない中、安心して頼れた」などの声も届いているのだとか。「いざという時に頼れる、お母さんのような存在」が地域にあるというのは、子育てをする上で本当にありがたいですよね。
ぽぽでは、地域の課題解決を図るため、居場所づくりとして「多世代交流」にも力を入れていましたが、現在はコロナの影響とメンバーの担い手不足で中止しています。過去には、ベビーマッサージ、紙芝居、お菓子作り、発酵の会、工作などのイベントを定期的に開催していたそうです。現在はメンバーの状況や社会状況も変わり、活動ができていませんが、また再開できる日を目指しているとのことです。再開した際には、ぜひ皆さんも参加してみてくださいね!
<ぽぽで一緒に働く仲間を募集中!>
掃除・調理など家事の能力や育児経験など、自分の得意分野や好きなことを活かして、地域に貢献してみませんか?
府中で「たすけあい」の精神をもって社会参加したい方であれば、どなたでも歓迎します!
資格不問。定年制70歳。
・子育てにひと段落ついて、社会参加したいと考えている方
・子育てで仕事を離れたものの、少し物足りなさを感じている方
・自分の得意なことを活かして、地域に貢献したい方
・子育て中でも、少しずつ活動に関わってみたい方
★募集内容について詳しくはホームページへ
取材日:2021年11月20日
written by Kurojun
名称 | NPO・ACT府中たすけあいワーカーズ「ぽぽ」 |
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住所 | 府中市府中町3-5-6 佐伯コーポラス203 |
電話 | 042-363-1816 |
FAX | 042-363-1823 |
受付時間 | 月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(土・日・祝休み) |
メールアドレス | actpopo@oak.ocn.ne.jp |
HP | https://www.popo-act.org/ |
最終更新日:2021年12月11日